お疲れ様です
主宰の矢野です。
3Eのコントを書きながら、いろんなコンテンツを楽しむ日々を過ごしてます
で、本日は映画の話を
先日映画館で
『花束みたいな恋をした』

を観に行きました
この映画は去年から楽しみにしていまして
その楽しみにしていた理由は
この映画の脚本を書いた坂元裕二さん
『東京ラブストーリー』『カルテット』『最高の離婚』『anone』などの名作を生み出した脚本家の坂元さん
僕は坂元脚本が大好きで
そしてその主役がこちらも大好きな2人
菅田将暉さんと有村架純さん
という布陣を聞いて
これは絶対観に行くと決めていて、ようやく観に行きました!
期待はもちろんしていましたが
その期待を遥かに超える
とんでもない大傑作でございました!
この映画を好きではなく
好き過ぎます!
映画観てから1週間以上経ちますが暇さえあれば
この映画のことを考えてしまい
作品の舞台が、僕が今住んでる東京で
ロケ地になった場所を偶然通るたびに
『麦くんが交通調査してた場所だ!』とテンションが上がってしまいます。
ここからは内容に触れながらの感想を
まず最初に心を掴まれたのは
主役2人(麦くんと絹ちゃん)
この2人が、それぞれ自分の好きなものを、周りの人達に合わせようと無理せず、とことん正直に楽しんでるところがいいですね
周りに趣味について話す人がいなくても、幸せそうに楽しむ
その表情が輝いていて、もうこの時点で2人のことが好きになる
そんな2人が出会い
そして付き合うことに
この2人の相思相愛の感じもまた爽やかで
そして、痒いとこに手が届くかのように
この話に、こういう反応してほしいなと思っていると
相手が必ずその反応してくれる
その嬉しさが物凄く共感出来る
作中で絹ちゃんが
『村上龍に似ている人がいて、その奥さんが小池栄子に似ててさ』
と麦くんに話すと
すかさず麦くんが
『カンブリア宮殿じゃん!』
と反応してくれる
この場面、僕は笑ったと同時に、こういう経験があるのでその時の嬉しさも思い出したりと
何重にもこの場面が輝いてみえました
そんな2人にも別れがくる
その別れに至るまでの経緯が
もう
坂元裕二節、炸裂!
どちらがどう悪いとかではなく
なんとも言えない重箱を突くような痛いところをガンガン絶妙についてくる
ここからの展開は、反省とこれ嫌だよね〜の繰り返しで悶絶でした
そして
クライマックス
ファミレスのシーンで
麦と絹の前に、ある2人が現れるのですが
僕はこの2人が出てきた時は
演出、鬼かよ!!!
と叫びたくなりました。
今年始まってまだ2ヶ月ですが
早くもベスト級入り確定です
細かいとこまで語り出すとキリがないので
もし観た方でお会いした時は語りましょう!